JB TOP50 開幕戦
高知県早明浦ダムで行われた開幕戦。
結果は3位で終えました。
前回のブログでプリプラクティスの釣果は「いつも通り」と書いた意味は
「今は、自分の思い通りにバスが釣れる」ということ。
言葉だけ見れば、いいプラクティスがでたと思われるかもしれないですが、
あくまでプラクティスと試合とは違い、「これは普通の状況で釣れた」ということ。
2週間後の試合を想定してのプラクティスも同時にする必要があるのです。
それほど甘くないのがこのTOP50であり、そしてトーナメントのおもしろさでもあります。
いざ試合が始まれば全員が本気になりバスを狙いに行くので、
「普通の状態などあり得ない」のです。
なので、試合では「プラクティスを活かして、その時も釣る」
という展開が理想となります。
実際、この試合の3日間では、プラクティスで見ておいた地形を思い出しながら
プリプラクティスや直前のプラクティスでも釣りをしたことがないスポットで
ほとんどのバスをキャッチするという展開になりました。
3位という結果よりも「プラクティスを活かして、その時も釣る」という
理想の展開ができたことに満足しています。
理想の展開ができれば「上位入賞は間違いない」ですから。
今回、使用したのが写真のフットボールジグ3/8ozに
キッカーバグ3.5グリパンをセットしたもの。
フットボールにはC-4ジグ用のラバー(シークレットブラック)を
「やや少なめ」に巻きました。
そして、この試合用に作った「秘密のトレーラー」も使用。
メインで狙っていたのが、この写真のような岩盤のエリア。
ラバーをやや少なめの量で巻くことで水の抵抗を減らしフォールスピードを上げ
1m~6mの岩盤に差してきていたプリの雌バスを
「素早くリアクション」で狙っていきました。
釣り方のイメージは「縦のクランクベイト」。
普通、横方向にしか引けないクランクベイトを縦に引くイメージで
岩盤に擦りつけながら縦に転がして、張り出しや台地に乗せて、
そこでアクションさせて喰わせるといった感じです。
プリプラクティスや直前のプラクティスで好調だったのが、
LBローラーとキッカーイーター。
そして、ボウワーム4.2のネコリグ。
初日の午前中フットボールジグで釣った1匹のバスをきっかけに
それまでキーパー獲り用に使っていたボウワームに
全く手を出さないようにしたのが、この試合の「ターニングポイント」になりました。
そして この試合、一番重要だったのが「ラン&ガン」。
2日目、3日目は、フットボールジグのロッド1セットのみに絞り込んで勝負。
気まぐれなプリの雌バスを狙うには、とにかく「自分から仕掛けないと始まらない
・・・」
まさに、「ハイリスク・ハイリターン」な展開でした。